症例集

腫瘍の転移による骨折

急に立てなくなってしまった13才のワンちゃん。元気、食欲もないようです。
検査を進めていくと、おなかの中の副腎という部位に腫瘍が見つかりました。
しかし、立てなくなってしまった直接の原因は、どうやら他の場所にありそうです。

そこでCT検査を行ったところ、腰椎(背骨)にも腫瘍が転移しており、その部分がもろくなって骨折していることがわかりました。
現状で手術を行うことのリスクとこの腫瘍の予後などを考え、ご家族と相談させていただき、残された時間をご自宅で過ごされることとなりました。

このようにCT検査は、病気の場所を特定するだけではなく、手術が本当に必要なのか、いろいろと考える重要な要素となります。手術は何でもやれば良いわけではありません。選択肢を広げることでご家族が本当に必要と考える手助けにもなっています。

ページの先頭に戻る